長徳寺の想いと魅力

  • HOME    >    
  • 長徳寺の想いと魅力

1000年の歴史と美しい庭園に、気軽に立ち寄れるお寺

1000年の歴史と美しい庭園に、
気軽に立ち寄れるお寺

東京都福生市にある長徳寺は、1000年以上の歴史と美しい庭園のあるお寺です。ご参拝はもちろん、行事やイベントなどどなたにもご参加いただけ、四季折々の表情を楽しめる美観な庭園も気軽に立ち寄ることができます。仏教について知りたい方や心のよりどころをお探しの方も、散歩のように気軽にご来寺いただけます

「長徳寺の想い」
住職のご紹介

展開はいつも急に ━━『過去を追わず未来を待たず ただ今を生きよ』

展開はいつも急に ━━
『過去を追わず未来を待たず ただ今を生きよ』

昭和51年、当寺の先代であった父の子として生まれました。病を抱えながら私を産み、程なく重篤となり他界した母は「この子を必ず僧侶に」と父に約束をしたと聞きました
「いずれは僧侶になる」という漠然とした思いの中、自立心のある性格と進学への関心が無かったこともあり、高校卒業後は社会に出て仕事に就きました
平成8年、20歳の時に当寺の本堂・客殿・山門・庫裡・境内と寺を一新する落慶法要に参列しました。「いずれこの寺を背負う事になる」と思いました。平成10年に修行道場へ入門し同17年に道場生活を終えました。同27年先代の後添えが急逝したのち、管長猊下また関係各寺院の和尚方の助言を受け決意し當寺副住職の任を受けました。令和元年夏に父が突然に遷化した後、當山第22世住職を拝命いたしました

展開はいつも急です、突然の出番です。複雑な心境の中「いよいよこの時が来たか」と20歳の時のプレッシャーを思い出しました。一寸先は闇で不安もあるけれど、起き上がり小法師の達磨大師ではないですが、ころがりつづけていれば見える景色は変わってきます
日常とは毎日毎日同じことの繰り返しですが、喜怒哀楽があり幸せがあるものですから見方を変えればいい、特別なことをしようとは思わないです、ただ日々新鮮な毎日です過去を追わず未来を待たず ただ今を生きる 平常心是道中日日是好日です。

「精進」「努力」あるのみ。幸せとお寺のさらなる繁栄を願います

住職の今後への想い

存在が在家に近づくことで
各国の僧侶とは違うモノの見方・考え方・行動が出来ます

何気ない日常生活に仏陀の教え・考え方・行動が根付き社会やそこに住む人々に幸せや繁栄がある。捉え方としては「転輪聖王」に近いと思います、今あるものをより良い形にしつなげて展開させていく、それこそ日本仏教界の独自性であり日本の僧侶の〝普通“であたりまえのことと思っています、発想の転換です。
自分を見極めて自分自身を見つけないと良いものはできません。常に現在進行形ですからビジョンや答えを探し求めはしますが、それはわかった途端に枠にはまり自に由る自由・主体性はなくなります。禅はそれを嫌うため寺がもっと良くなるために精進と努力です

當寺のさらなる繁栄と確実な安定のために本来無一物ですが、あるがまま・ないがまま「ベストを尽くして自分を出しきろうと努力する、結果Goodになればそれでいい」寺がよくなるためには努力しかないからね、評価は後に任せます。

数ある寺院のサイトの中からこのページへお越しいただき、ありがとうございます。

メッセージ

数ある寺院のサイトの中からこのページへお越しいただき、ありがとうございます

日本で「仏教」というと、法事法要の時にしか触れることのない葬式仏教だと思われがちですが、本来宗教とは人の生き方に関わるものです
性別の違い・世代の違い・生まれの違い・社会的地位の違いなど、世間には様々な違いがございますが、境内に入れば一社会人・一個人として皆平等と成す。誰でも一皮むけば『骨は白く血は赤い』人としてどこかつながりがあるわけです。ただそこに生きかたの違いがあるわけです。平等即差別の解釈は多々ありますが違いを認めそれでいて等しい

古くからある寺で、たまにはちょっと自分の肩書や役割を一旦外し、一個人に立ち返って自己をみつめてみるのも長い人生にはいかがでしょうか。禅寺のもつ静けさ・荘厳さ、「寂々として妙々たり」茶道などに代表される禅文化、臨済禅のもつ家風を雰囲気でもおためしください。お越しをお待ちしております。

長徳寺の魅力

Attractive【魅力】-01 創建1000年の歴史、四季折々の美しい庭園が広がるお寺

Attractive【魅力】-01
創建1000年を超える歴史、四季折々の美しい庭園が広がるお寺

長徳寺は長徳年間(995~999年)の創建と伝わっています、当地で1000年を越えます。境内には130種以上もの草木があり四季折々、季節の微妙な変化を五感で感じられます高低差がかなりありますが多摩川沿いです、緑が豊かで空も広く裏には公園があり近くに玉川上水も流れます。現在の諸堂はインドのブッダガヤにあります印度山日本寺の設計に携わった小島清建築設計士により設計・建築されたものです
巨木が立ち四季折々の花が咲き小鳥もさえずります。歴史によって培われたのでしょう
「ここへ来るとなんだか落ち着く」と言われる方も多く、なにより気らくに立ち寄って頂けるのも魅力です。心のよりどころとしてはもちろんのこと、仏教について学びたい方もお越し下さい、歓迎しております。

Attractive【魅力】-02周辺の観光スポットも充実。日帰り旅行感覚で気軽に参拝を

Attractive【魅力】-02
周辺の観光スポットも充実。日帰り旅行感覚で気軽に参拝を

都心から1時間強の場所にありながら、自然が多く四季を満喫できる当寺の周辺地域は玉川上水散策や田村酒造・石川酒造・横田基地(アメリカンな街並み)などの魅力ある観光スポットも充実しているため、日帰り旅行や散策としてもご利用いただけます
また、當寺で行われる花祭りやお施餓鬼、除夜の鐘といったさまざまな年中行事や、四季を楽しむイベントにもご参加いただけます
當寺では、インド北東部の仏教の世界最大の聖地『ブッダガヤ』とその近郊に井戸を作り現地の人々がいつでも安全な水を得られるようにと個人の慈善事業活動を行っています。新型コロナウイルス感染症対策により食糧難に悩むブッダガヤ周辺の村々へ食糧支援活動といった国際貢献も行っています。
駐車場は100台以上可、都心からも1時間強とアクセスしやすいため、ぜひお花が美しい庭園を散策したい方やお寺・仏教のお話を聞きたい方など、どなたでもお気軽にお立ち寄り下さいませ。

トップに戻る